隣の空も青い

なぜ私が韓国に留学することに決めたのか①【韓国語学堂留学】

 

この間まで昼間には二十度近くあったはずが、最近は目が覚めると真冬のような数字を記録している。日本にいた時よりかなり早く冬を迎えてしまった。これからに一抹の不安がよぎる。

この1週間ほど、体調がよくなかった。今でこそこうしてパソコンに向かえるようになったけど、頭痛とか体のだるさがずっと続いていて、テストもあるのに何かをするやる気が出ない。学校に行くだけで精一杯で、簡潔に言うと病んでいた。この一ヶ月間、わりと順調に楽しく過ごしているつもりだったから、突然ここまで落ち込むものかと驚く。あんなにスナック菓子が美味しいことはこの先しばらくないかもしれない。

 

さて、今回の本題。なんで私が「韓国留学することを決めたのか」を書いてみようと思います。この1週間鬱々としているなかで、なんで今ここにいるんだろう、そもそもここはどこなんだろうと思うことがありました。思考が完全におかしいな。

 

 

そもそも私が韓国語を学び始めたのは2年半ぐらい前。ごく最近の話です。

小中高とアニメや漫画で育ち、クラスでは「一人はこういう子いたよね」みたいな、教室の隅で一人で絵描いてる、まさにそんな子。あれはあれで凄く楽しかったけど、正直思い出すのは悲しくなる時代だな。中国とのハーフというのもコンプレックスとしてついてきた時代です。この話はまたそのうち…笑

そもそも私、韓国のことは「嫌い」でした。ネットやテレビの「嫌韓」操作みたいなものにまんまと乗せられていました。南北のことも一緒くたに見ていたし。なんでミサイル飛ばしてくるんだよとか思ってました。

ハングルは見るのも怖くて気持ち悪い、母や叔母が韓国ドラマを見ていることも理解しがたく、大学で韓国語の授業を取ろうとした姉を全力で止めたこともありました。高校の時クラスの一部の子が「バンタン!!」って騒いでるのもなんのことか分からなかった。完全に一方的に嫌ってて最悪だなこいつは。そのくせに、中学生の時(2012年ぐらい)Kポブームがあって、KARAだけは好きだったんですよね(日本の曲しか聞いてなかったけど)

ただそれも中高時代の過ちのようなもので、大学生ともなるとそもそも韓国への興味が薄れます。全力で「おそ松さん」とか見てました。楽しかったな(懐古)

そんな時、帰省中で実家にいた時、母が見ていた韓国ドラマ「왔다!장보리」にどハマりします。ちょっとだけのつもりで横で見てたら、冬休み全部それに費やしてました。死ぬほど泣きました。すべてはこのドラマのせいです。

このドラマに出ていた俳優にハマった後顔がどタイプだった超新星のゴニルにハマります。これは2016年の話です。二次元から三次元にシフトチェンジして「隣国アイドルオタク」への道を歩み出し、かつて「怖くて気持ち悪い」と言っていたハングル及び韓国語を学び始めることになります。超新星に関しては韓国語できなくてもなんの問題もなかったので、気づいたら普通に他のグループにも手を出してた。アイドル怖い。

 

本当にゼロからだったので、大学3年の時韓国語1の授業を履修することに。ここで一年かけてハングルと基礎の文法を学びました。イドルオタクの知識もつけつつ、でもオタ活するほどお金もなかったので、茶の間として過ごします。初めて行ったKポのコンサートはEXOでした。この一年でとりあえずハングルと、超簡単な韓国語は理解できるようになりました。教科書は最後まで終わらなかったので、後で自分で最後まで終わらせた。

翌年、2017年です。韓国語2の授業は取らないことにして、春休みに2週間の短期留学を決意します。江南で語学学校に通ってました。これはまた後日話そう…。

なんと、それが初海外初韓国で、それなりに楽しみました。一人で海外行っても案外生きていけるもんだなと思った。でもやっぱり物足りなかった。

 

この年は、韓国語の授業を履修しない代わりに、ハングル検定とTOPIK受験という目標を立てて独学で勉強することに。私は、勉強は好きですが、やり方がわからず苦労した学生でした。しかも、高校大学受験を面接と小論文で通ってきた人間なので、ガリガリ勉強することがこの世で一番苦手です。でも韓国語だったから1日6時間も勉強できたのかなあと思います。

とりあえず参考書を買って、繰り返し問題を解く大学三年の夏休み…。この年の秋に、ハン検4級とTOPIK2級に初受験で無事合格します。私でもできるんだ〜!って嬉しかったですよね。これまでの自己肯定感の低さが顕著に現れてるな。

あとは…韓国のサイトを使って本を通販することに成功しました。これは自論なんだけど、ある程度読めるようになってきたら韓国のサイトを積極的に使うのはいいと思う。NAVERとかDAUM登録したり、好きなグループのペンカフェ加入したり。インタビュー翻訳してみたり。

こういうサイトで覚える単語とかって結構役に立ちます。最初こそページまるごと翻訳かけないと全く分からなかったけど、今ではもうそのまま使えるようになりました。成長を感じると語学は楽しい。

 

この頃に、半年ぐらい韓国に留学したいなあという気持ちが湧き始めます。語学堂に行ってみたかったというのと、単純に「留学ってなんかいいよな」ぐらいのノリでした。でもこのノリが白い目で見られがちな…つらい…。

ということで、大学4年次で休学することを決めたのでした。

 

長くなりそうだから②に続きます。また後日。